伝統に創意を重ね
上書きされた価値が生み出す
京都宇治の「らしさ」溢れる茶商
素材の良さを引き出す茶商
中村藤吉本店は、安政元年の創業以来、それぞれのお茶の「らしさ」を追い求めてきました。
煎茶は煎茶らしく、覆いをしない露地栽培で、清涼感に溢れたものを。
玉露は玉露らしく、しっかりと手間暇をかけ、重厚な旨味を持つものを。
「価値の上書き」
中村藤吉本店では、何かを始めるとき、既存の考え方や製品の価値を上書きできているかを必ず問います。
伝統をリスペクトしながらも、無抵抗に継いだり、当たり前に受け入れたりすることなく、しっかり吟味し続ける姿勢がブランドを育ててきたのです。
歴史的観光地、宇治
中村藤吉本店のはじまりの地である、京都の南に位置する宇治。
平安の昔、貴族たちにとって宇治は祈りと癒しの地でした。
現在は平等院、宇治上神社というふたつの世界遺産を擁し、京都市内とは少し違ったたおやかな雰囲気を醸し出しています。
最高級の日本茶の産地
静岡や鹿児島よりも緯度が高く寒い宇治。
とうとうと流れる宇治川から立ち上る朝霧が直射日光を遮り、茶葉の栽培に適した環境をつくりだしています。
茶葉が一気に大きくならず、ゆっくりじっくりと育つ宇治は、足利義満が茶園を作るように命じて以来、最高級日本茶の産地として現在に至っています。
中村藤吉本店の沿革
“中村藤吉”のはじまり
初代中村藤吉は父を次いで茅葺き職人として生計を立てていました。
安政元年、1854年、鎖国の終了とともに藤吉は茶商となり、中村姓を名乗って現在の本店宇治橋通六番町にて茶商「中村藤吉商店」を創業しました。
「喫茶室」の開店
創業から170年の歴史がある中村藤吉本店ですが、お茶の問屋である彼らが銘茶・甘味などが味わえる「喫茶室」を始めたのは2001年。
明治・大正時代の製茶工場を建物の構造には手を加えず、柱や梁もそのまま現代風に改修し開店したのが現在の本店です。
「手作り」の掟
看板商品の生茶ゼリイは喫茶室開店当時から自社製造。
中村藤吉本店では「手作り」が大切な掟になっており、現在も変わらず製品の開発から製造までを一貫して自社で行うことで、こだわりの味わいを提供し続けています。
中村藤吉本店のロゴ“まると”
創業当初から守り継がれる”まると”は中村藤吉本店のロゴマークでありながら、中村家の家紋でもあります。
お店では〇に十を描いた”まると”がデザインされた茶器でお茶をいただくことができます。
お店の楽しみ方
日本ならではの四季を感じて
季節の移ろいを感じながらいただくお茶は、美味しさをより一層引き立てることでしょう。
宇治の本店では、 3月にはひな人形、5月には五月人形を。夏には氷柱を飾り、お客様をお待ちしています。
お座敷での催し
日頃なかなか入ることのできない、本店の中庭を眺めることができるお座敷では、「挽き茶とお茶席体験」を開催。
茶臼を使って茶葉を挽き、挽きたての抹茶で点てた薄茶を味わうことができます。
細部にちりばめられた歴史
本店では、荒茶を保存するための「缶櫃(かんびつ)」が、売り場台として活用されています。
缶櫃の中はブリキ張りになっており、昔はお茶の保存や運搬に使われておりました。
各店舗のこだわり
京都の他に大阪や東京にも店舗を構える中村藤吉本店。
例えば銀座店には、道具にお茶の匂いが移らないよう使用される”柿渋”が塗られた、京都の職人のテーブルを置くなどどの店舗にも京都や本店との繋がりを持たせています。
こだわりの味を
K-Cup®に落とし込むために
キューリグは抽出の際にフィルターを通すことでこされた状態になるため、急須で楽しむ用の茶葉では味を出すことができません。
そのため沢山の試作を重ね、浅蒸しの京都産の茶葉に加え、鹿児島産の深蒸しの煎茶を使用することで味わいを再現しました。
また、茶葉は農作物であるため同じ味わいを出し続けることが難しく、現在もK-Cupになる茶葉を毎回チェックすることで品質を保っています。
おすすめの入れ方
「ストロングモード」にて、一煎目(1回目)を抽出したのち、二煎目(2回目)も抽出可能です。
二煎目は一煎目とは異なる風味をお楽しみいただけます。
SPECIAL INTERVIEW スペシャルインタビュー
中村藤吉本店
中村省悟さまに、
お話をお伺いしました。
PROFILE
中村藤吉本店
中村省悟さま
株式会社中村藤吉本店
7代目代表取締役社長
-
Q
中村藤吉本店の
お茶に対するこだわりを教えてください。 -
深い味わいや奥行きのある香りなど、味覚や嗅覚を通じて予想を超えるインパクトに出会った瞬間に、その人の時は一瞬止まります。
そんな引きずり込まれたような、深呼吸するような瞬間・反応をイメージし、息を飲むような深い時間を中村茶が作り出し、寄り添っていたいという想いで製品をつくっています。
-
Q
初めてお店に来たら
まず味わってほしいメニューは
なんですか? -
季節によって変わるお茶を楽しんでほしいです。
中村藤吉本店では新茶や玉露、中村茶など、時期に合わせて最も美味しいお茶を提供しており、お茶を使用したスイーツも季節によって様々です。
各種銘茶・甘味は製品開発から製造まで全て自社で行っているのもポイント。
香り・苦み・渋みなどの評価・鑑定を日々繰り返し、製品を作り上げています。
-
Q
KEURIGに
参画しようと思ったきっかけは? -
KEURIGとのきっかけは、KEURIGブランドサイドからの猛烈なアプローチでした。
最初はフィルターを通じて抽出されること、お湯の温度がお茶の最適温度と異なることから正しい味わいを提供するのが難しいと思いましたが、急須で飲むお茶が減ってPETボトルにシフトしている現代において、手軽で簡単ながら本格的なお茶が飲める新しい仕組みとしては面白い取り組みと考え、参画をきめました。
-
Q
K-Cup®の出来栄えはいかがですか?
-
今までにない抽出条件に合わせて、通常の急須やティーバッグとは異なる専用のブレンドを開発しました。
抽出後のお茶の味わいはもちろん、淹れている途中の香りの段階から「これは違うな」と感じていただける特別なお茶を目指しています。
急須で淹れたお茶に近い本格的な味わいが実現でき、これまでにない新しいお茶を出せたと満足しています。
-
Q
最後に、キューリグユーザーの皆様へ
ひとことをお願いします。 -
私たちの商品が、驚きに溢れ、皆様の日常に豊かで幸せな時間をもたらすものであってほしいと願っています。
キューリグには、使い方やご自宅での楽しみ方など、まだまだ新鮮な価値の原石が眠っていると思います。
この新しい仕組みが作り出す世界観を通じて、これまでにないお茶の魅力を存分に引き出し、ご自身なりの価値を磨いて新たなファンとなって楽しんでいただけることを期待しています。
こうして出来上がったのは…
お店の雰囲気をご自宅で!
KEURIGで簡単アレンジ紹介
さわやかりんごの中村茶
中村藤吉本店監修の公式アレンジレシピ。
さっぱりフレッシュな味わい「さわやかりんごの中村茶」。
風味がよく癒しの時間にピッタリです♪
材 料
中村藤吉本店
中村茶
- アガペシロップまたはオリゴ糖
- 適量
- りんごジャム
- 20g
- 氷
- 適量
作り方
- グラスに氷をたっぷりと入れる
- 抽出メモリを"70ml"に合わせストロングモードで抽出
- りんごジャムを入れる
- アガペシロップまたはオリゴ糖をお好みで加えよくかき混ぜる